9月のリリース:有料広告対策をMeta以外へ、すっきりしたダッシュボードほか
Google・Bing・TikTokの有料広告監視、対象マーケットプレイスの拡大、全ステータスを横断して検索できるダッシュボード、価格モニタリングの権利行使ステータスを紹介します。

目次9
9月のテーマは2つです。より多くの場所で侵害を探すこと。そして、すべての出品と出品者がいまどの段階にあるのかを見やすくすることです。Marq AIの新機能を紹介します。
TL;DR 2026年9月の製品アップデートをまとめました:
- 有料広告対策をMeta以外にも:Google、Bing、TikTok
- より多くのマーケットプレイスで、キーワードや画像から出品を検知
- すっきりしたダッシュボードで、どの出品もひとつの検索で見つかる
- Webサイト、ドメイン、広告をグリッドで確認
- 価格モニタリングの各出品が、いまどの段階にあるかを確認
- コンテンツの削除とあわせて、Google検索からの除外も確認
- 出品者管理の冒頭で、出品者の概要を把握
- 出品者の正規認定を、アカウント全体ではなくブランドごとに
- Brand Intelligence Agentのタスクごとに、実行スケジュールを設定
有料広告対策をMeta以外にも:Google、Bing、TikTok
Paid AdsはMetaから始まりました。現在はGoogle、Bing、TikTokにも対応し、同じダッシュボード・同じワークフローで使えます。9月にスキャンしたブランドでは、監視対象の広告が最大5倍に増えました。
活用のポイント:
- 買い物客が衝動的に動くTikTokの動画や、ブランド名で検索されるGoogleとBingで、詐欺広告を検知
- 本社から見える広告だけでなく、各市場の顧客が実際に目にするスポンサー枠の検索結果を確認
- 4つのプラットフォームの広告を、ひとつの検知キュー(Flagged)で確認。承認すれば、プラットフォームへの申請はMarqVisionが行います
Paid AdsをMeta以外にも広げた理由:リリース記事を読む

より多くのマーケットプレイスで、キーワードや画像から出品を検知
9月は新しいマーケットプレイスを追加し、いくつかのマーケットプレイスを自動スキャンに切り替えました。ブランド名を使わずにお客様の商品写真を使っている出品を見つける画像検索も、対象が広がっています。
活用のポイント:
- 韓国のリセールプラットフォームKREAMとSoldout、そしてTemuのメキシコ版に対応
- Trendyol、Kleinanzeigen、leboncoin、Kijiji、OfferUpで自動スキャンを開始
- 17か国のTikTok Shopに加え、eBay、AliExpress、Amazon、Shopee、Lazada、Coupangなど、より多くのマーケットプレイスで画像から類似出品を検知

すっきりしたダッシュボードで、どの出品もひとつの検索で
マーケットプレイスとソーシャルメディアの検索バーで、すべてのステータスをまとめて検索できるようになりました。出品が確認待ち(Review Needed)、申請済み(Reported)、削除済み(Removed)のどこにあるかを知らなくても見つかります。
活用のポイント:
- 商品名、出品者、出品ID、テスト購入IDを、ひとつの検索ボックスで検索
- 対応が必要なものがすぐにわかる:AIラベルはグレーになり、色が残るのは「模倣品の疑い(Suspected Counterfeit)」だけに
- メインのボタンひとつで対応:「申請(Enforce)」を前面に置き、ほかの操作は「···」メニューにまとめました
現在、一度に検索できるのはIDまたは商品1件です。

Webサイト、ドメイン、広告をグリッドで確認
Webサイトコンテンツ、ドメイン、有料広告にグリッド表示を追加しました。グリッドとテーブルは、いつでも切り替えられます。
活用のポイント:
- 目で見て確認したいときは、まずサイト、ドメイン、広告のサムネイルにざっと目を通す
- 詳しいデータの確認や大量のレビューには、これまでどおりテーブルを

価格モニタリングの各出品が、いまどの段階にあるかを確認
価格モニタリングをご利用なら、申請後も各出品の状況を追えるようになりました。現在の段階、再申請の回数、申請時点の価格が、すべてダッシュボードに表示されます。
活用のポイント:
- モデルごとに、権利行使の各段階にある出品の数を確認。段階をクリックすると一覧を絞り込めます
- 出品のステータスと再申請回数を一覧で確認。価格チャートでは、いつ申請したか、その時点の価格はいくらだったかがわかります
- 「削除済み(Removed)」タブで成果を追い、「売り切れ(Sold out)」タブで、在庫切れのあと戻ってくる出品者を見張る

コンテンツの削除とあわせて、Google検索からの除外も確認
Webサイトコンテンツとドメインの「申請済み(Reported)」「削除済み(Removed)」「却下(Denied)」タブに、コンテンツ削除の結果とあわせて、Google検索からの除外(デリスティング)の結果も表示されるようになりました。
活用のポイント:
- サイト自体はまだ公開されていても、Google検索から除外されれば、権利行使の成果として数えられます
- 1つのサイトに対するあらゆる権利行使を、一か所で確認

出品者管理の冒頭で、出品者の概要を把握
出品者管理を開くと、まずブランドの侵害の背後にいる出品者のサマリーが表示されるようになりました。個々の出品者を見ていく前に、全体の規模とリスクの所在がわかります。
活用のポイント:
- アクティブな出品者、アクティブな常習出品者、そして常習出品者が抱える検知済み出品の数を確認
- リスクが地域ごとにどう広がっているかを、出品者数または出品数で確認
- 常習出品者がどのプラットフォームに集中しているかを確認

出品者の正規認定を、アカウント全体ではなくブランドごとに
正規の出品者は、ブランドごとに設定するようになりました。公式の出品者を登録するときは、アカウント全体で許可リストに入れるのではなく、どのブランドについて正規とするかを選びます。
活用のポイント:
- あるブランドで正規と認めた出品者でも、ほかのブランドの出品は引き続き監視
- 確認待ち(Review Needed)、出品、Webサイトコンテンツ、ドメイン、有料広告で、出品者を正規リストに追加するその場でブランドを選択
- 出品者管理と価格モニタリングで、ブランドごとに公式・非公式の出品者を確認
管理しているブランドがひとつなら、これまでと何も変わりません。

Brand Intelligence Agentのタスクごとに、実行スケジュールを設定
Brand Intelligence Agentの定期タスクは、これまですべて決まった時刻に一斉に実行されていました。これからは、タスクごとに独自のスケジュールを持てます。
活用のポイント:
- 毎日、平日、毎週、毎月から選び、指定した時刻に、お客様のタイムゾーンで実行
- メール通知とレポートを、タスクごとにタスク画面から直接設定
- 次回の実行予定、最新の実行、未読の結果をタスク一覧で確認
タスクは、ログインしない期間が2週間続くまで有効なままになりました。以前は、3日間確認がないと一時停止していました。

9月のアップデートは以上です。来月は、10月のリリースをお届けします。
